「結婚しても仕事を続けますか?」 就活での質問に戸惑う女子大生
企業の採用面接では、さまざまな質問が学生に投げかけられるが、
●「女性の応募者にだけ『結婚』について聞くのは疑問」
都内の有名女子大を今春卒業するA子さんは、 いくつかの質問のあと、面接官は「結婚願望はありますか?」 とたずねてきた。「あります」。A子さんが答えると、 面接官の声は重くなり、「35歳になったとき、 ご主人とお子さんがいても、仕事を続けますか?」 などとしつこく聞いてきたのだという。
結局、A子さんはこの損保会社から内定をもらえなかった。『 結婚』についての質問は男性にはしないですよね。 面接で女性の応募者にだけ『結婚』について聞くのは疑問です」 とA子さんは語る。
●「結婚」の質問をする企業は、女性にとって「働きにくい職場」 ?
結婚したときのことを聞く企業について、B子さんは「 ワークライフバランスに取り組んでいないなど、 結婚や出産後に働きにくい企業ではないかと思います」 とB子さんは語る。「大手企業に比べると、中小企業は、 女性が働きやすい職場かどうかという点で不安がある」という。
「結婚について聞かれたくない」という女子学生の戸惑いと、「 結婚についての考えも知っておきたい」という企業の意向がある。
管理人からのコメント
実際問題、面接時に『結婚』について聞かれるのは、 やむをえないと思う。男性と比較しても、女性のほうが、『 寿退社』や『異動で家族離れ離れになるから』 などで離職する率は高いと思う。逆に面接時にはっきり答えて、 のちのち揉めないようにしたほうが、よいのかと思う。