ソー活:就職活動にＳＮＳ活用、学生に広がる

ソー活:就職活動にＳＮＳ活用、学生に広がる

１４年春新卒者の就職活動が本格化するなか、フェイスブックなどインターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）を活用した就活を指す「ソー活」が、近年急速に普及している。

■フェイスブックで情報交換、ネット説明会　「直接動く」忘れずに

　企業の側もソー活に積極的だ。１１年１２月からフェイスブックで採用サイトを運営しているＫＤＤＩは、双方間のやりとりを得意とするフェイスブックの特徴を生かし就活に関する質問を学生から募り、社員が実名・顔写真付きで回答するコーナーをサイト上に設けている。ソー活は、最先端のＩＴを扱う通信業界のほか、お堅いイメージの金融業界にも普及した。明治安田生命は、１２年１月からフェイスブックで採用活動の情報発信を始めた。内定者が就活で得た教訓を後輩へ助言する書き込みなどを頻繁に更新し、学生と企業との距離を縮めている。

各企業は、会社説明会の日程など倫理憲章に反する疑いがある記述を避ける一方、業務内容や社員の働きぶりなどに絞り、通年で情報発信するＳＮＳサイトを開いているのだ。

管理人からのコメント

インターネットが普及した世の中だからこそソーシャルサイトを使った就職活動が広がることは良い事だと思う。就職活動期間が短くなる分、こうして効率良く情報収集できるのがソーシャル系の最大のメリットだ。